11.各研修施設の概要
1)基幹施設小豆沢病院
指導医数専門医数 | ・総合診療専門研修特任指導医2名(プライマリ・ケア認定医2名) ・その他の基本領域専門医 小児科専門医1名、外科専門医1名、 |
---|---|
病床数・患者数 | 病床数134床 ・一般病棟49床、地域包括ケア病棟45床、回復期リハ病棟40床、 ・うち総合診療科が担当する内科系病棟94床患者数 ・総合診療科(内科・救急):入院患者数91名/月 外来患者数2837名(うち救急車搬送43件)/月 ・外科:入院患者数11名/月、外来患者数98名 ・リハビリテーション科:入院患者数10名/月 ・小児科:外来患者数569名 ・整形外科:外来患者数222名/月 ・泌尿器科:外来患者数150名/月 ・眼科:外来患者数168名/月 ・皮膚科:外来患者数165名/月 ・透析科:外来患者数452名/月 |
病院の特徴 | ・東京都区西北部医療圏の板橋区において、小規模病院ながら60年間にわたり都心部の地域医療を展開してきた病院です。
|
2)連携施設
小豆沢病院附属本蓮沼診療所
指導医数 専門医数 |
・指導医0名 ・その他の基本領域専門医0名 |
---|---|
病床数・患者数 | 病床なし患者数 ・のべ外来患者数137件/月、のべ訪問診療件数227件/月 |
診療所の特徴 | ・小豆沢病院に隣接しており、訪問診療を専門に行っている診療所です。認知症・神経難病・癌末期まで幅広い疾患と患者像を経験することができます。また、独 居高齢者への対応・終末期の看取りなど、日本の高齢者医療に求められる知識を研修することができます。 ・小豆沢病院をはじめとした近隣の病院との連携を通して、かかりつけ医の役割である、患者の急変時の搬送先の確保・選択・情報提供等、病診連携の基本を研修することができます。 ・在宅での生活に欠かすことのできない介護分野についても、地域の居宅介護支援 事業所や訪問看護・ヘルパーとの連携を通じて実践的に学ぶことができます。 |
練馬第一診療所
指導医数 専門医数 |
・総合診療専門研修特任指導医1名(プライマリ・ケア認定医) |
---|---|
病床数・患者数 | 病床なし患者数 ・のべ外来患者数600名/月、のべ訪問診療件数170件/月 |
診療所の特徴 | ・練馬区は東京都23区内で最西部に位置しており、人口は70万人を超え、都内 で2番目の人口を擁しています。しかしながら、人口10万人当たりの一般病院 の病床および療養病床は23区平均の3分の1程度に過ぎず、23区の中で最も少ない状況にあります。 ・当診療所は50年以上前から医療活動を続けており、地域や患者様との関わりも深い診療所であり、外来診療では慢性疾患管理を中心に保健予防活動に積極的に取り組んでいます。 ・在宅診療では、当診療所を中心に法人内の訪問看護事業所・居宅支援事業所・ヘルパーステーションが近隣にあり、定例で他職種との合同カンファレンスを行い、患者さんが安心して地域で住み続けられるよう医療から介護までの環境作りを全面的にバックアップする医療を行なっています。また、小豆沢病院と連携した24時間対応を行っており、近隣の病院との連携ともあわせて、患者の急変時の搬送先の確保・選択・情報提供など、病診連携の基本を研修することができま す。 |
みさと健和病院
指導医数専門医数 | ・総合診療専門研修特任指導医4名(初期臨床研修病院にて総合診療部門に所属し総合診療を行う医師) ・総合内科専門医7名、外科専門医6名、整形外科専門医4名 |
---|---|
病床数・患者数 | ・総合診療科 70床 のべ外来患者数1328名/月、入院患者総数143名/月 ・内科 66床 入院患者総数134名/月 内科は消化器診療全般に対応し幅広い内科診療を提供している。 ・救急科:救急による搬送等の件数2189件/年 ・外科 35床 手術実績750件/年 ・整形外科35床、手術実績500件/年 |
病院の特徴 | ・病院の特徴 埼玉県南部医療圏の三郷市の中心的な急性期病院であるとともに、回復期・慢性期・緩和ケアの病棟も持つケアミックスの病院であり、地域の医療・介護・福祉連携の中核的な病院です。超高齢社会を反映し複数の病態を持った患者の診療経験、高次病院や地域病院との病病連携や診療所との病診連携を経験できます。 ・総合診療科の特徴 近隣に大規模な医療機関が少ないという地理的環境で地域の第一線の病院として、幅広い疾患に対する初診を中心とした外来診療、専門各科にまたがる問題を持つ患者に対する病棟診療、救急科と連携した初期救急などを提供しています。 ・内科の特徴 日本内科学会認定教育病院であり、日本専門医機構の内科専門研修プログラムの基幹施設を取得予定です。きわめて稀な疾患を除いて、内科13領域70疾患群の症例を幅広く経験することができます。内科研修に必要な技術・技能を、実際の症例にもとづきながら幅広く経験することができます。 |
東葛病院
指導医数専門医数 | ・総合診療専門研修特任指導医4名(プライマリ・ケア認定医3名、家庭医療専門 医1名) ・総合内科専門医3名、小児科専門医3名、救急科専門医2名、外科専門医6名 整形外科専門医1名、麻酔科専門医1名、リハビリテーション科専門医1名 産婦人科専門医2名、泌尿器科専門医1名、病理科専門医1名 |
---|---|
病床数・患者数 | ・病床数366床 内科系214床 ・患者数 内科入院数:344件/月入院患者総数:567件/月 外来患者延数:13190件/月 救急搬送:258件/月 |
病院の特徴 | ・病院の特徴 千葉県東葛北部医療圏の流山市の中心的な急性期病院であるとともに、回復期・慢性期・緩和ケアの病棟も持つケアミックスの病院であり、地域の医療・介護・福祉連携の中核的な役割を果たしています。地域に根ざした第一線医療を担う病院だからこそ、コモンディズィーズから稀な疾患の経験はもちろん、超高齢社会を反映し複数の病態を持った患者の診療経験、高次病院や地域病院との病病連携や診療所との病診連携を経験できます。隣接する東葛病院付属流山セントラルパーク駅前診療所と一体となって、主治医として、入院から退院、その後の外来通院から在宅医療まで継時的な診断・治療の流れを通じて、一人一人の患者の全身状態、社会的背景・療養環境調整をも包括する全人的医療を実践しています。 医師としての総合的な診療能力(継続性・包括性・協調性・責任性・人間性など) を高め、生涯研鑽を続ける基礎をつくる研修ができます。地域基盤型教育を重視 し、地域で取り組まれる様々な活動への参加を通じ、医療の社会性や Bio Psycho Socialモデル(生物・心理・社会モデル)、SDH(健康の社会的決定要因)や HPH(健康増進活動拠点病院)活動への理解を深めます。 ・総合診療科の特徴 総合診療科の外来診療においては、幅広い疾患に対する初診を中心とした総合診療外来、救急科と連携した初期救急を提供しています。病棟診療においては、初期臨床研修の導入期研修でも位置づけられている急性期の総合内科(総合診療)病棟、在宅支援や在宅調整を重視する慢性期病棟にて、専門各科にまたがる問題を持つ患者に対する診療を行っています。 ・内科の特徴 内科においては、循環器・消化器・腎臓・糖尿病・神経などの分野で常勤医師がおり、地域への専門医療を提供しています。 ・救急科の特徴 救急科においては、ER方式で断らない救急医療を実践し、外傷、小児の多い夜間・休日も24時間受け入れを行っています。 ・小児科の特徴 小児科においては、乳幼児健診、予防接種、幅広い外来診療、病棟診療を提供しています。 |
武川診療所
指導医数 専門医数 |
総合診療専門研修特任指導医1名(家庭医療専門医) |
---|---|
病床数・患者数 | ・のべ外来患者数1000名/月 ・訪問診療件数20件/月 |
病院の特徴 | 診療圏は北杜市全域です。慢性疾患医療、在宅医療、保健予防活動に力を入れています。 |