6.医師に必要な資質・能力、倫理性、社会性などについて
総合診療専攻医は以下4項目の実践を目指して研修を行ないます。
- 1)医師としての倫理観や説明責任はもちろんのこと、総合診療医としての専門性を自覚しながら日々の診療にあたることができる。
- 2)安全管理(医療事故、感染症、廃棄物、放射線など)を行なうことができる。
- 3)地域の現状から見出される優先度の高い健康関連問題を把握し、その解決に対して各種会議への参加や住民組織との協働、あるいは地域ニーズに応じた自らの診療の継続や変容を通じて貢献できる。
- 4)へき地・離島、被災地、医療資源に乏しい地域、あるいは医療アクセスが困難な地域でも、可能な限りの医療・ケアを率先して提供できる。