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小豆沢病院 総合診療・家庭医療専門研修プログラム
日本プライマリ・ケア連合学会の認定プログラム(ver2対応)

研修ローテーションと各研修施設の特徴

1年

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
総合診療Ⅰ
小豆沢病院・練馬第一診療所から選択

2年

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
救急科
東葛病院
小児科
東葛病院
内科
東葛病院・みさと健和病院・立川相互病院から選択

3年

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
総合診療Ⅱ
東葛病院・みさと健和病院・立川相互病院から選択
選択研修
総合診療Ⅰ・総合診療Ⅱ・内科・その他の領域別研修から選択

1年目

1年目は、小豆沢病院もしくは練馬第一診療所にて総合診療Ⅰの研修を行ないます。

超高齢化が進む地域にあり、一般病棟・地域包括ケア病棟・回復期リハ病棟をもつ小豆沢病院での研修を中心にして、法人内の7つの診療所で管理している約500件の在宅患者の24時間対応に関るなど、質の高い高齢者医療と在宅医療の経験ができます。また、地域医療連携センターを中心に、近隣の高次医療機関や開業医、介護・福祉施設、ケアマネとの顔の見える連携関係も作られており、都心部における医療・介護・福祉連携を経験できます。

診療所での家庭医を志望する専攻医には、練馬第一診療所での研修を位置づけ、より地域に深く根ざした、地域包括ケアの最前線の取り組みを経験します。

2年目の前半

2年目の前半は、東葛病院にて小児科と救急科の研修を行ないます。

小児科においては、コモンディジーズを数多く研修できることに加え、まれな疾患や乳児健診、予防接種なども経験できます。

断らないER救急(救急応需率95%以上)を実践している救急科の研修では、外傷も含めた幅広い疾患への対応を経験できることに加え、救急受診者の約40%を小児がしめる研修環境の中で、子供から高齢者まですべての年齢層に対応する救急医療を経験できることが大きな特徴となっています。

東葛病院での研修の様子

2年目の後半から3年目の前半

2年目の後半から3年目の前半にかけては、東葛病院・立川相互病院・みさと健和病院の中から選択して、内科と総合診療Ⅱの研修を行ないます。

それぞれの病院は千葉県・東京都・埼玉県にあり地域性は異なりますが、どの病院も地域の第一線医療をになう中心的な急性期病院であり、コモンディジーズからまれな疾患まで幅広い症例を経験でき、プライマリ・ケアの現場で求められる知識・技術を習得できます。

東葛病院での研修の様子

3年目の後半

3年目の後半は選択研修期間とし、総合診療Ⅰ・総合診療Ⅱ・内科の分野の深化、あるいは必修科以外の領域別研修で必要な分野を補強する期間と位置づけます。

必修科以外の領域別研修では、外科・整形外科・精神科・産婦人科・皮膚科・泌尿器科・眼科・リハビリテーション科・緩和ケア・病理診断科・臨床検査科の研修が可能です。また、この期間以外の必修科研修の期間中にも週1単位、兼任での外来研修を行なうことができます。

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